宅建を独学で勉強をしたいけど、「勉強が苦手」「頭が悪い」「何から始めたらいいか分からない」などと不安に思っている方は居ませんか?
私は人生で1度もまともに勉強をした経験が無く、周りの人にもまさか宅建士試験が受かるとは思われていませんでした。
当記事は、私と同じような方にも大丈夫!受かるんだよ!という安心や勇気を与える事や、具体的な勉強方法についてお伝えいたします。
- 宅建が自分でも受かるか不安
- 人生であまり勉強経験が無く、自信がない
- 具体的などんな勉強方法・勉強時間なのかを知りたい
- おすすめの学習教材を知りたい
宅建は独学でも受かるの?
受かります!
筆者も完全独学での受験で、一発合格することが出来ました。
また、宅建資格は国家資格の中でも比較的合格しやすい資格(偏差値で表すと55!)であり、
実際に合格者の中でも、学生や主婦の方も多く、独学でも十分受かる事の出来る資格と言われています。(下記表参照)
https://www.retio.or.jp/attach/archive/121-062.pdf
独学で宅建に受かった、筆者の自己紹介
「独学でも受かる」とだけ聞いても、まだ不安な方もいらっしゃると思いますので、実際にこんな筆者でも受かるんだよ!という勇気を与えられればと思います。
- 高校の偏差値は40
- 人生まともに勉強した経験ナシ
- 怠け癖あり(ゲームや遊び大好き)
- 「賢い」イメージとは真逆の人間
- 周りにも合格を期待されていなかった
最近まで「偏差値」という言葉すらよく分かっていませんでした...。
具体的なエピソードとしては、
アルバイトの履歴書の資格欄に自信満々に漢検8級と書いたものの、肝心の「漢検」の字が間違っていた
英語をまともに勉強しなかった為、頻繁にスペルを間違えたり、義務教育レベルの英語も読めない
他者から見ても自分自身でも決して「勉強ができる」「賢い」などのイメージとは真逆の人間だと思います。
その為、身の回りの人にも、宅建を受けると言ってもあまり期待されていませんでした..
しかし、1年間本気で勉強した結果、独学で1発合格することが出来、結果的に希望していた不動産業界への転職が出来、家族や周りの人にも見直してもらえるキッカケとなりました。
私が受かった、宅建の独学勉強方法
宅建勉強に使った教材
- 教科書
- 問題集
- 過去問集
- 予想模試
- YouTube動画講義
- ゆーき大学「神ノート」
主にこの8つのみを使っていました。教材の量としては中々多いですが、一発合格する為と思い、様々な教材を用いて勉強していました。
宅建に合格するまでにかけた勉強時間
人によって様々ですが一般的には200~400時間が宅建に受かるまでの勉強時間と言われています。
私は実際400時間ほど、1日2~3時間を勉強に費やし、1年間の勉強で受かりました。
かなりリアルなグラフになりましたね、後半の焦りがすごいw
私がやっていた、宅建の勉強の流れ
主に以下のようなルーティーンで、勉強を行っていました。
この時「何が書いてあるのか全くわからない!」という事もありますが、何となく覚える程度で大丈夫です。
問題集を解くときも、勿論ほとんどわからない、解けないのが当たり前です。
ストレスが溜まりますが「大丈夫、当たり前」と言い聞かせ、分からなかった部分だけ頭の片隅に置き、次のステップへ行きます。
先程の分からない部分を、動画講義でマシにする程度で見ていきます。動画講義は「ゆーき大学」さんのYouTube動画講義(後述)を見ていました。
多分最初に問題集を解くときよりかはマシになっています。
そこで分からなかった箇所を、教科書なり動画なりでもう一度調べていました。
ひたすら問題集を解き、分からない部分を教科書や動画講義で補完していく、というやり方で勉強していました。
勉強をする際には、こちらの「紙1枚勉強法」を使って、復習のスケジュールを組んでいました。
内容としては、1日目は半日たった後にまた復習し、2日目~4日目は1日1回、5日目からは2日に1回と、だんだん復習の日を伸ばしていく方法です。
範囲毎にかけた勉強時間
宅建には「宅建業法」「権利関係(民法)」「法令上の制限」「税・その他」と、学校の勉強と同様に、範囲が分けられています。その中でも、試験時の出題数にも違いがあり、各範囲かける時間を考えながら勉強する必要があります。
実際に私がどのような配分で勉強していたかは、以下の通りです。
- 宅建業法(90時間)
- 権利関係(民法)(80時間)
- 法令上の制限(65時間)
- 税・その他(20時間)
●宅建業法は、講師の方も「満点取るつもりで勉強しろ」という位重要な範囲です。内容も、他の範囲よりとっつきやすい印象です。
●権利関係(民法)は、私個人が一番分かると楽しいと思った範囲だったため、力を入れて勉強していました。
●法令上の制限は、実務経験のある方には分かりやすい範囲かもしれませんが、実務経験のない私にとっては一番苦手な範囲でした。一般的に、宅建業法の次に重要な範囲と言われています。
●税・その他は、試験で出題されるのはたった3問と、あまり時間をかけるべき範囲ではありませんが、出題される内容の傾向が分かりやすい為、山をはって勉強していました。
宅建のおすすめ動画教材
ゆーき大学【一番おすすめ】
正直一番わかりやすい宅建講座でした。
権利関係や、法令上の制限などの取っつきづらい科目も楽しくかつ分かりやすく講義してくれます。
一つ一つの内容も深入りしすぎないで、合格に必要な最低ラインまでの講義ですので頭もパンクしなかったです。
難しい言葉もすごく簡単にわかりやすく解説してから本題に入ってくださるので超おすすめです。
棚田行政書士の不動産大学
言わずと知れた宅建講座動画ではトップレベルの知名度のyoutubeチャンネルです。実際受験会場で棚田先生の動画を見ている人もいましたw
棚田先生の講座は1部分をピックアップして詳しく解説してくれる方式ですので、わからないところが部分的な場合などは棚田先生の講座で勉強するのがいいと思います。
あこ課長の宅建講座
可愛らしい声がとても特徴的で耳に残る講座をしてくださってます。あこ課長は全科目無料なのでとてもありがたいです。
内容自体は僕の感想だと教科書+αなのでより深く知識を得ることができ、後半には少しスパルタ(難しい)ではありますがその動画の復習問題もありますのでインプット、アウトプットが一つの動画でできます。
当記事で紹介した宅建おすすめ教材
https://yuki-unv.com/products/t-set6-2024
一番高いのでお勧めしづらいのですが、正直僕が受かった一番のポイントはこちらのノートを購入したことだと思います。
宅建の独学の勉強方法まとめ
この記事が宅建勉強を検討している方や、現在勉強中の方の参考になれば幸いです。