AI絵師は絵師じゃない?絵師を名乗ってはいけないのか。を徹底解説

AIイラスト 炎上 絵師じゃない 嫌い
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近年話題化している、AI絵師。技術の発展が注目になる一方で、AIを使ってイラスト制作する方を「絵師じゃない」「絵師を名乗るな」等、否定的な意見も散見されます。そこで、ネットでの否定派・肯定派の意見の内容を紹介していきます。

目次(Tapでジャンプ)

そもそも、「AI絵師」は絵師なのか?

そもそも「絵師」の意味とは?

絵を描く人、絵描き、という意味の語。 一般的な意味合いでは画業をなりわいとする人を指す。 インターネットスラングとして、絵(イラスト)を描きインターネットなどを通じて公開している者を絵師と呼ぶことも多々ある。 プロ・アマ問わず用いられ、どちらかと言えば好意的、肯定的な意味合いを込めて用いられる

https://www.weblio.jp/

結論①「AI絵師」は絵師ではある

前述の絵師の語源の引用文から、「絵を生み出している」という観点では、AI絵師は紛れもなく絵師ではある

結論②ただし人によっては「絵師」ではなくもある

否定的な人からすると、「絵師」ではない

「絵師」という呼び名は、前述の絵師の語源の引用文にもあるように、"好意的・肯定的な意味を込めた呼び名で用いられるのが一般的"という点からみると、AI生成イラストに否定的な声を持つ人から見ると「絵師ではない」と言ってもおかしくない。

一般的に「絵師」=手描き絵師を指すので絵師ではない

従来から、手描きで描く人に向けて「絵師」という呼び名が用いられている傾向があることから、使用ツールが違うAI絵師は「絵師ではない」という意見。
これはAI登場前からも同様で、例えばCGでイラスト調の画像を作成したとしても、それは絵師ではなくCGクリエイターとして扱われていたことから、生成AIも絵師ではなく生成AIクリエイターとして名乗るべきだ。という意見も。

「師」ではない

また、「師」という言葉は師範(教えを説く人)や尊敬の意味が強い言葉である事から、今や生成AIは誰でも利用できる為、そのため「師」と呼ぶに値しない、そもそも師(絵師)じゃない。という意見。

そもそも描いていない・プロセスが大きく異なる

生成AIクリエイターは自らの手で描いている比重が少ない為、第三者から見ると絵師ではない(描いていない)、描いているんじゃなくて生成しているのでは?という考えから、絵師ではないという意見が発生している。

AI絵師は「絵師」を名乗るべきなのか?

前提として、名乗るのは自由

使用ツールの公開や表記の法律やルールが存在する訳でも無い為、「AI絵師」や「絵師」と名乗るのは自由
ただし、前述のように、人によって意見が分かれることは事実。トラブルを避ける為には正しい表記を行う事を推奨します。

AI絵師は「絵師」と名乗るべきではないという意見もある

手描きのイラストと区別したいから

現在は「AI絵師」という言葉が浸透してきているから良いけど、手描きの絵師と同じカテゴリーで活動される(AIタグを付けない等)とこちらも区別が出来ないので困る。

描いていないのに「絵師」や「描いた」という表現は違和感

AIが考えた答えを自分で考えたと言い張っているような物だし、描いていないのに違和感がある。

AI絵師は「絵師」を名乗るべきなのか、ChatGPTに聞いてみた

ChatGPTの答え

AI絵師が絵師を名乗ることは、一般的には正確ではありません。
なぜなら、絵師という用語は人間の作家を指すことが一般的であり、AI絵師は人間の絵師とは異なる技術とプロセスを使用しています。
しかし、AI絵師が絵を描くことによって、新しいアート形式や創造性の表現方法が生まれる可能性もあります。

AI絵師が名乗るべきは何なのか?

生成AIを利用したコンテンツを発信する際に発生する、否定的な意見やトラブルを避けるためには、以下のような発信方法を推奨します。

AI絵師が名乗るべき(別名、別の言い方、言い換え)

  • AI絵師
  • AIクリエイター
  • AI術師
  • AIデザイナー
  • AI生成師
  • 生成AIユーザー
  • 生成AI利用者

AI絵師が使うべき表現

  • 描いた(AI表記あり)
  • 生成した
  • 指示した
  • 作った
  • AIを使って描いた

その他

  • bioにAIを使用している旨の表記を行う
  • イラストへAI使用透かし、ロゴを入れる
  • AIイラストハッシュタグを使う

AI絵師は絵師じゃない?絵師を名乗ってはいけないのか。まとめ

第三者が正しく評価を行えるよう、AIを使っている事を明記し、従来の絵師のプロセスと同様と混同しないよう発信する事で、炎上や否定的な意見を軽減する事が期待できます。

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この記事の著者情報

ぷいのアバター ぷい 編集長

PUIZU編集長のぷいです。幅広い情報発信を行っています。

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