AI3Dモデル生成ツール「Luma AI」の「Dream Machine」(ドリームマシン)という機能を使えば、かんたんに一枚の画像やテキストから動画が生成できます。今回はそのやり方を紹介いたします。
Dream Machine (ドリームマシン)とは?
AI3Dモデル生成ツール「Luma AI」が提供する、プロンプトや既存画像を元に動画化し動かすことのできるツールです。
ブラウザ上で誰でも簡単にギャラリー内の画像を用いて、動画生成することが出来るため、面白い!とSNSで話題化しています。
1枚の写真をアップロードするだけで動画が生成できる
以下、XユーザーがDream Machineを使用し、画像から動画を生成したものです。
AIならではの不可思議な動きをする動画が出来上がっていて面白いですよね。
ChatGPTと同様、テキストプロンプトからも動画生成可能
この「Dream Machine」は画像や写真を元に動画生成するだけではなく、ChatGPTなどのAIツールと同様に、テキストを元に動画を生成する事も可能なんです。
しかし、プロンプトに対する精度はまだ低く、既存の写真や画像を元に生成する方法で現状多く利用されています。
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Dream Machineの使い方
Dream Machine は月30回の生成であれば無料です。クレジットカードの入力なども不要で、すぐお試しできます。
ログインすると、このようにフォームがでてきます。このフォームにテキスト(プロンプト)を打ち込むか、画像を元に生成する場合は画像をアップロードします。
※画像を入れた場合でも、プロンプトを追加しさらに詳細に指示が可能です。
フォームの右端の上↑ボタンを押すと、生成が開始されます。
生成には3分程度かかります。
動画の生成が終わると、このように「Your Creations」の部分にサムネイルが表示されます。
クリックで動画を再生が可能です。画像と同様にダウンロードする事も可能です。
Dream Machineで動画を生成してみた
既存の画像を動画化してみた
今回、以下の、黒猫が水を飲んでいる写真を動画化してみました。
舌の動きなどはやはりAI生成の違和感がありますが、ぱっと見普通の動画かな?と思ってしまうクオリティですね。
既存の画像+プロンプトで詳細を指示してみた
先程の黒猫の画像を使い、更にプロンプトで指示してみました。
「水をすべて飲み干した後、2足歩行する猫」というプロンプトを入れて生成してみます。
2足歩行ではなく、普通に歩く猫の動画が生成されました。プロンプトに対する精度はまだまだであると感じます。(そもそも2足歩行の猫の学習データが無いという可能性もありますが)
ある程度の理解はして生成してくれるように思います。実用的に使いこなすのはまだまだ難しそうではありますが、面白いですね。
イラストから動画生成してみた
このような女の子のAIイラストを動かしてみます。
後半は顔面が崩壊してしまっていますが、まばたきしているアニメーションが作れました。
Dream Machine の活用例
面白ツールとして
身の回りの写真を元に動画生成するだけで、予想しなかった展開の思わず笑える動画が生成できます。
また、ネット上にあるミーム画像を使ったりすると、AIによるストーリーの肉付けが行われて2度楽しめますね。
動画制作のお供に
動画制作の際に必要な素材。
通常、ストックビデオなどで素材を購入し活用したりしますが、イメージ通りの素材が見つからない...という場合に、プロンプトや写真を元にこのDream Machineで作るのも1つのアイデアだと思います。
ショートアニメ制作
イラストを元に動画生成させれば、簡単にアニメーションが作れるため、工夫次第でショートアニメが作れるかもしれません。
楽曲クリエイターの方のビジュアルコンテンツとして活用したり、アニメ制作の現場の中でもこのDream Machineを活用する事が出来れば、大幅に業務を効率化できる可能性があります。
Dream Machine の使い方 まとめ
随時情報更新します。